失えすらしない恋

・・・なんだか眠れない。
それどころか思い出してしまった。

好きだった・・・いや今でも好きと言えるかもしれない人のこと。

小学生の頃。
四年生くらいのとき、僕には好きな人がいた。
好きになった理由は覚えていない。
一目惚れだったんだろうか?

問題はその人のことじゃない。

当時は、人見知りなどはしない、明るい性格だった僕は、
学校内では、男女共に友達も結構いた。

その中の友達の女の子。

好きな人がいたはずなのに、その娘を好きになっていた。

最初は、自意識過剰めいた妄想だった。
「あの娘は僕のことが好きなんだ」
みたいな。
今にして思えば、馬鹿馬鹿しいというか、可愛らしいというか。

けれどいつの間にか本気で片思いしていた。
それから中学校三年間ずっと。いや、今もか?

けど、僕は中学に入ってから、上手く人と話せなくなっていた。
一年の頃、かろうじて数人の友達がいて、助けてもらったことはよく覚えている。

中学校三年間ずっと。
無口だった。
辛かった。
泣き言言った。

でも誰かが助けてくれる程甘い世の中じゃなかった。

何度も、自分で殻を破らないとと思った。

けど出来なかった。

もちろん、その娘とは上手くいかなかった。

でも、なぜか鮮明に覚えている言葉がある。
中学校一年の時言われた言葉。

「〇〇君、演劇部入ったら?きっと上手いよ!」

何故覚えてる?
当時は、部活なんてやる気はなかった。
まぁ、入りたかった部活はあったが、とんだ空回りで入れなかったわけだが。
そんなこんなで、あの時は聞き流してた。

なのに何故?
今でもわからない。

その娘と話さなくなったのはいつからだろう。

ある日、ふと、彼女とすれ違った。

一瞬だった。

「もう僕はこの娘と笑い合うことはない−−」

怖かった。
直感したのだ。
まさか本当に直感が働くことがあるなんて。

次に彼女と話した時は、まるで他人同士だった。

それをさっき思い出した。
淡い期待なんてこのせいで消えた。

はずだった。

忘れたい。
けど忘れられない。
忘れたくない。

告白すりゃあ良かった。
砕けてりゃあ良かった。
そしたらこのものすごく小さく淡い期待も消えていたのに。

気持ちをリセット出来たのに。

今もずっと僕の心の隅っこで笑ってるんだ。

「失」う「恋」と書いて「失恋」。

じゃあこれは何?
これじゃあまるで・・・。

「失」えすらしない「恋」。

僕はこれを、同じ「失恋」と言えるだろうか?


※作り話ではありません。すべて作者の実体験です。

・・・暗メモとも言えないなんともコメントしづらい内容だわ・・・。

なんか言いたいことあんならうごのオイラの作品にコメントしなよね!!
今日Wレコード出すし。

朝になってしまった。
本気で怖くなったのかねオイラは。
今もずっと忘れられない・・・。
こーゆうの、なんだっけ?引きずってるって言うんだっけ?

・・・だから「有心論」が心に響いてしまったのかもしれない。
「君」が「神様」に思えたり、僕を「人間信者」にしてくれたのかもしれない。
もしも彼女がいなかったら、僕はもっと深いところで人間を差別してたかもしれない。

どれだけ好きだったんだろう。

きっと、この世界で愛し合えた人の誰にも勝てない恋心だろうけど。

好きになれて良かった。

さて、と。
ずっと抱えてた思いをまさかここでぶちまけるとはねw
少しは肩の荷が降りたかな?
いや、気持ちの整理ってやつかな?

自己満足だけど、一つ皆さんに言いたいです。

失うことより、失えなくなる方が辛いから。
もしも貴方が恋をしたなら、相手に気持ちを伝えて下さい。
勇気を少し前に出せたなら、ね。

さーて、気持ち悪いこと言ってないで、そろそろ文を終えるとしましょうか!

え・・・?1700文字オーバー・・・?
やべぇww

では、次の機会にノシ

※次からは普通にグダグダやりますw