「Noise」一話
「雲っていいなぁ。」
「何を言っとるノージィ。さっさと仕事をせんかい!」
桜色に染まる森。
この時期に、この「清漏の森」では、決まって行う行事がある。
「巫女の舞踏」。
巫女に選ばれたポケモンが、今後の平和なり豊作なりを祈る。そんな行事だ。
今、清漏の森では、その準備に大忙し。その仕事をサボる俺。いやー、絵に描いたようなあざとさ。
「聞いちょるのか、ホレ!」
「うおっとぉ!?」
水弾が俺の足元で弾け、視界に入る亀は二発目の水弾を作り出す。
奴の名はメガ・エッジライン。種族はアバゴーラ。この森の村長であるくせに、年齢は三十前半と、まだ若い。
「ようやく気付いたか?さっさと仕事をしろと言うとるんじゃ、ノージィよ。」
そして俺は、ノージィ・バーナーアウト。種族はビクティニ。念押しに言うが♂な訳で、映画のようにキャピキャピはしない。
「んだよ、毎回恒例行事に付き合わされりゃ飽きもくるわ。」
「馬鹿もんが。祈祷行事を蔑ろにする者には罰が当たるぞ?」
「罰ィ?はは、なめくさんなよメガ。んなのあんなら是非当たりたいね。死にゃしねぇんだろが。」
「ほっほう?当たりたい、ね?では是非フロリアちゃんにシバかれるが良い。」
「げ。」
実際に執行出来る罰を掲示するか普通。
あの女に悪質な罰を執行されるよりはマシか。
フロリア・グラッシード。この森の巫女で、性格が悪質なドレディア。一言で言うと、まぁ、正直者。
「・・・わかりましたよ。やればいいんだろ?まったくよ。」
「素直でよろしい。」
この森で特にすることもなく、こき使われる毎日。
別に悪くねぇ。
そんな毎日に、舞い込んだのは、俺に一任された、大仕事だった。
To Be Countinued.
さっき思い付いたmagnafilの番外編です。
PELのネタ出しもめんどくさくなってしまったんで。
気が向いたら、更新します。
コメ返ほっほう
→ミジンコ
いや、基本的に歌詞を無視したような聞こえ方で歌ってるのが大嫌いなんだよ。
ま、それはいいや。
大丈夫、翌日偶然友達にジャガイモデイズ聞かされたからwww